2010年08月22日

首相、若者の就職問題で「特命チーム」新設

菅直人首相は21日、新卒者の就職難など若者の雇用問題を解決するため、
寺田学首相補佐官をリーダーに、省庁横断的なメンバーをそろえた「特命チーム」
を新設する方針を明らかにした。24日に初会合を開く。

(産経ニュース 2010.8.21 20:42)

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100821/plc1008212044014-n1.htm

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雇用対策が、にわかに活気立ってきましたネ。

新卒者の雇用支援を対策の柱とした、追加経済対策です。

別の報道によると、経済産業省はパソナや学情など大手人材会社と組み、就職が
決まらないまま大学や高校を卒業した若者が中小企業で6カ月間、インターン
(職場実習)として働ける機会をつくり、実習中は双方に助成金を出すとのこと。

具体的には、実習生には日額7000円(月最大14万7000円)、受け入れる企業側には
日額3500円(月最大7万3500円)の助成金を支給
するようです。(日経webより)

特筆すべきは、期間終了後、互いに採用・就職の義務はなく、実習生は期間中も
自由に就職活動を続けられることになるようです。

なんかバイト代の補助が出るような感じでもありますが、企業側にとっては、リスク
の高い新卒採用を考えると、「いい人がいたら採用する」という考え方ができるので
メリットあるはずです。

実習生への助成を見ると額が意外と高い(?)気がして、目的が生活費稼ぎのように

ならなければいいと思ってしまいますね。

ただ、正直今日の学生の社会性の希薄化を考えると、現実の社会経験を積む機会

と考えると、そういった面でもいいかもしれません。


速報ベースなので、詳細が正式に決まれば、もっとブラッシュアップされたものに
なっていくと思われますので、今後の動きに注目したいと思います。


いずれにせよ、数日前のブログでも書いたばかりですが、採用に関する助成金は、
かつてない規模になってきています。

http://mentalhealth-sr.seesaa.net/archives/20100819-1.html

そりゃそうです。わが国にとって労働力人口が減るのは大きな問題なのですから。


今、新しい人の雇用を考える企業なら、チャンスであることは間違いありません!

でもエコカーの補助金と同じで、それぞれの助成金の財源には限りがあります。


いつまでもあるものではないことをお忘れ無く!!

それにしても「特命チーム」って言いよう、係長の名前が気になるのは私だけでしょうかね〜?(●^_^●)/



posted by 柿太郎 at 08:11| Comment(0) | 助成金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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